歌う事が好きな人にありがちなのが
『歌い過ぎ』ということだと思う
一生懸命、熱唱は良く伝わるのだが
自分の声で埋め過ぎてしまう、
(聴かせようとする 努力感に自己酔いする)
すっと入って来て、すっと離れて行く
この凝縮の中に思いを詰め込めて
後は聞き手に歌ってもらう
(もちろん聴き手の心の余韻の中で)
特に知ってる歌は、
聞き手は歌い手と一緒に頭(心)の中で歌っている
(一緒に歌いやすく、また歌ってもらうように、歌っているか?)
この一瞬の中に心が込められないから
うずめつくしてしまう
(独り善がりになってしまう)
プロは一瞬・一瞬の中に、思いを詰め込める
声の力とスピードと間がある
余分な声は出さない・いかにそぎ落とすかだ
実は埋めるより削る方が難しい
(息が扱えないと ついでに 出てしまう 消せないのです)
削り過ぎても音楽性はなくなる。
ここのせめぎ合いが心を打つ
初期開設日 2012.04.01
最終更新日
2020.05.04
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ユーリー (水曜日, 15 5月 2013 12:50)
しゅみーとくらぶからきました。
パトスさんのページは何回か読ませて頂いていました。
””良い歌い手は、聴く人に歌わせる!””
(独り善がりになってしまう)
『歌い過ぎ』
このお言葉に思い当たる気します。
このページをノートに書き写し、何度も読んで見たいと
思いました。
歌が大好きですが、何か物足りないもの感じています。
これからも教えてください。 有難うございました。
パトス (水曜日, 15 5月 2013 21:44)
ユーリー さん
コメントありがとう ございます
勝手な、お節介めいた日記ばかりで
申し訳ありません
自分への戒めも含め書いています
私が学んだこと、気付いたこと 書き続けますので
よろしく お願いします
本当にありがとう ございました