ボイトレは、
指導者の奨励されることのがむしゃらの積み上げ・繰返しの量ではない。
器用さ・特別なコツ・秘訣を身に着けようとすることでもない。
理にかなった道理(根拠)を知る事、気付くことだと思う。
その気付きに出会う為の
導入には、個人に合った幾つかのやり方の違いがあるが、
道理そのものには、幾つものやり方がある訳ではない。
練習法は自分に合ってないと時間の浪費どころか
逆効果にさえなりかねない。
数多いい練習法の中から自分に合ったものを見つけ出すのは至難の業…
そこで、自分に合った練習法を発見する為にも、
発声の理論を身に着けること。
理論を理解していくと、「自分の現状の発声」と「自分が行き着けるであろう理想の発声」を頭の中に構築できる。
自分の現状を正しく理解した上で、どうなりたいかが明確に描けるならば、道筋はより鮮明になる。
そうすることでトレーニングの際も、道筋に沿っているかがわかる。
練習を選ぶ方法として理論を修めることは役立つと思う。
以上要約すれば、
①知識を整理し、頭の中に出来うる限り詳細な発声理論を構築する。
②その理論に “自分の理想の声・喉” と “今の自分の声・喉” を照らし合わせる。
③精密にあぶり出された不足部分を、必要なトレーニングによって補完する。
初期開設日 2012.04.01
最終更新日
2020.05.04
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[パトス・ボイトレ
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