発声の三つの大敵
①強コワ張る 力むことになり・呼吸および響きの大敵。
②突っ張る 声を出そうと意識が強くなり押し付けになる。
③踏ん張る 体が固くなり固定されてしまい不自由になる。
発声時の身体の状態からのベストは
身体の全体(特に皮膚・喉の気管まわり)に強張りがなく、
身体が足元に固定されず、
(よく歌手の人が会場内をお客と握手して回れるほど)
移動が自由な状態であること。
このためには、最小限の筋肉と重力をうまく感じるバランス感が要ります。
片足で立つとき、姿勢を真っ直ぐにする方が有効ですね。
足の裏が全体の皮膚を緩めて・平らにして
姿勢を真っ直ぐにして立ってください。
普段は姿勢の勉強・意識なんてしませんよね。
でも歌い手さんの姿勢の美しさに気付いてください。
頑張って力づくにならないように!
初期開設日 2012.04.01
最終更新日
2020.05.04
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ひのき (金曜日, 15 6月 2012 20:00)
ダンスとも通じます
有り難う御座います
patosu (金曜日, 15 6月 2012 21:56)
歌も身体を使います。同じですね
じゅりあ (金曜日, 15 6月 2012 22:25)
15年位のブランクあって、ここ1年に又、カラオケを始めました。以前は喉だけで歌ってました。
たまに大きな声が出ても、上手く繋げないからです。
最近、母音を意識して歌う様になり、少しハクが付いてきましたけど、声の調節が上手く行きません。語る様な歌い方が出来ません。グッと力を入れると盛り上がりにはなりますが。日頃の積み重ねかと思いますが、無理して力んだ発声は良くないと言う事が理解出来ました。ありがとうございました。
patosu (金曜日, 15 6月 2012 22:41)
じゅりあさん
コメありがとうございます
良く『語る』ように『歌う』というときに誤解があるのです
コラムで語音と歌声の違い や
用語集 輪状咽頭筋(りんじょういんとうきん)
を参照してください。
歌うときの話す・語るの筋肉なのです
後日このHPで詳しく書きます