これで上達するというボイトレ本の氾濫
今、第2第3のブームなのか、歌う人が多くなっているようです。
そこで、発声法、歌唱法などの本が、
10年前に比べて問題にならないくらい多く出回っている。
その中には
①ほとんど内容の無い本 有名人出筆に多いい
②これ一冊で生まれ変わるほどの上達本
③新しい最新の開発された技術本
上手くなりたい人は、本当に読んでみたくなる本ばかり。
そこで、
1.本に書いてあるようにする、またはしようとする。
2.人に説明できるぐらい暗記している。
これらは、
1.知らないよりはましですが、
知ることができることと勘違いする。
2.かえって知識から頭が動き、身体を命令的に使う癖がつく。
実はこの間が長く続き、次から次へと本の虫になる。
大事な事は、
本に書かれていることが、道理として、
身体が感じるまでやるしかないのです。
身体がすぐに道理として受け止められないのは、
私たちはすでに道理とは違う、
簡便的な身体が出来ているのです。 (才能論が出る根拠)
そこで、そこに至るまで繰り返し、
ある日突然、今までとは違う感覚に至り、気付くのです。
多くの人は、その日が来るまで待てないのか、焦るのか、
信じられないのか、目先が移るのです。
そうするではなく、
そうせざるを得なくなるまでの道理が見つかるまで、
日々繰り返すしかありません。
だから、やったものしか真意は解からないし、
手に入れることはできません。
ここを解かって頂いて、テキストから学ぶのは、大賛成です。
初心者は、ワラをも掴む思いから、著者の真意が読み取れないことがある。
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