ロング・ブレス(長息)
「口細め呼吸」といわれる方法。
これは口をすぼめて、「ふ」または「ほ」と発音するような口にして、
ゆっくりと長く吐き出す方法です。
ちょうど、遠くのロウソクの火を、そおうっと消そうとするときに似ています。
これに、肩の力を抜いて、長い時間をかけて、静かに吐き出すのです。
横腹部に両手を当てて見てください、
吐き出すときに横腹部は突きだそうとして凹まないはずです。
もし横腹をすぼめていたら、息が抜けてしまい長く吐けないはずです。
しっかり吐き出しさえすれば、次の瞬間、自然と楽に息が吸えるはずです。
更に
上下の歯を軽くかみ合わせ、歯のすきまから「スー」と息を吐く、
次に
上下の歯を軽くかみ合わせた間に舌先を当て息を出づらくして、
長く「スー」と吐きます、お腹部の負担がより増すはずです
この「スーーーーーーーーー」と吐けなくなるまで
ゆっくり同じ速度・同じ強さで安定的に吐きます。
この時《スゥーーー》に成らず 英語の《Sーーーー》の息の音で!
( ただ少なく吐いているだけでなく張りを持たせること
…シューーって感じで水道管が破裂しているような張りのあるイメージ)
最初は10秒位からだんだん長く30秒間続くようにします
(より細い息を吐くと、1分間位吐けるようになります)
姿勢は、立位でも、仰向けに寝た姿勢(寝る前に)でもいいでしょう。
ポイント!
胸に力を入れず、胸は膨らんだままを維持します、決して胸を凹まさないこと。
身体の負担はきつい(背中・腰)と思います が
呼吸自体は爽快であるべきです。