長年の声の悩み解決します!
力を抜きなさい! と 声を前に出しなさい!
一見矛盾した体の使い方? どう解決しますか?
発声の悩みの最大の要因!は、どこから発生?
身体から息を吐く時の矛盾
本来 呼吸は先に吐かないと吸えない。
(呼吸という漢字からも 呼が先)
スポンジを潰しペシャンコにした後、膨らんで吸気できる
声に必要な息は、充分に深くある方が良い
ところが吸った息は吐けるが、先に吐くのは難しい
(赤ん坊は吐き上手で泣く、だから声を枯らさない)
(泣く時に力を振り絞り、力を抜いて息を吸う)
本来 呼吸筋(肋間筋、横隔膜)は吸気の為に作られている。
(筋肉収縮は吸気時に、呼気時は弛緩となる
ラジオ体操の深呼吸は、まさしくそうだ)
呼気時に弛緩しただけでは力強く身体を扱えない
当然 緩む方向だけでは、思うように唄えない
声は、呼気時であるが、呼吸筋は弛緩であるため
(発声時のリラックスの奨励の根拠にも?)
積極的に呼吸筋が使えない
そこで呼気促進のため、腹筋収縮や肛門を締めようとする
(ここで間違った腹式呼吸も飛び出す)
そうすると身体は閉じてしまい、固く成り、力みかねない
運動性の躍動感も響きの空間性も失う
さあ 発声の悩みは最大の要因は、ここに由来する
貴方はこの悩みをどう解決しますか?
この矛盾を解かずに、歌い続けますか?
息から音(声)になる時の矛盾
肺は、①息を吐くポンプの役割でもあり
②音を響かす(骨格)共鳴ホールでもあり
③胸筋・横隔膜は音の調弦でもある
①のポンプの役割から
肺の容積を小さくして呼気圧を上げようとすると
②共鳴ホールも小さく成る、皮膚の強張りは増し消音化になる
(フレーズの初めと終わりで肺の容積が変化し小さくなる)
③調弦も(姿勢が崩れ)危うくなる
(抗重力筋も分らなくなり、むやみに揺れる)
この矛盾どう解決しますか?
(それでもお腹に力入れますか?)
先に(生理的・機能的な事)解決して歌いませんか!
(ことばだけを大切に歌い続けますか?)