プレイヤー と トレーナー
演奏技術はプレイヤー(やり方)として
表現・試合・作戦
発声技術はトレーナー(あり方)として
基礎体力・整体・声の芯確保・器づくり
またやり方は非日常、あり方は日常ともいえる
日々の日常のあり方がむしろわかり難くい。
楽器演奏者は、年数に比例して多くの人が上達する。
(すでに楽器は手にしている)
歌唱技術は、年数に比例して上達する人は非常にまれ。
(楽器が未熟の為、良い音を取り出せないまま、万年素人)
歌うことは、自分を育てる2つの研究・練習が必要
声という楽器造りのトレーナーの面と
表現・演出というプレイヤーの面と・・・
歌手は名プレイヤーだが、トレーナーの技術があるかは別の問題
(あり方は、環境・習慣からすでに自然取得・潜在化、無自覚)
(歌手の人が、素人を育てたとは、あまり聞かない、
すでに歌手の人を指導・継承させてはいるが)
歌の上手い人にやり方(歌い方)を期待しても
習う側のあり方が変わらないと
やり方(歌い方)だけを学んでも上手くはならない!
(ここに天性論が入り込むのだが?)
名作曲家も、作詞家も、声の楽器造りは知らない、
歌い手の声の条件(あり方)は
特別な才能の持ち主として見つけ出すのみ。
今ではあり方の研究・解明が進み実践されている
それがヴォイス・トレーニングのトレーナーの技術です。
失った声(あり方)を取り戻す技術です。