子供の声はなぜ高い?
声帯が・・とかいう理由では決してない。
子供の声が高い理由。
親に自分を伝え守ってもらうため。
高い声って非常に良く通る。
高域倍音を多く含んだ子供の声は、
人によっては耳障りにも聞こえたりするほどよく響く。
迷子になった時、必死に何かを訴える時、自分の危機を伝える時、
ちょっと離れた場所に親がいても、しっかりと伝えることが出来る。
するとすぐに助けに来てくれる・・・
子供は基本的に独りでは生きていけない。
周りの大人たち(親も含む)の助けを借りて成長していく。
ということは、大人たちに気にかけてもらえるようにしないと
いけないわけで、声が高くなった。
そしてそんな子供を大人たちは守ってあげたくなる。
高い声とはそういうもの・・とか。
思春期・二次性徴、色々と知識をつけて成長してくるこの頃には、
ある程度自分の身は自分で守れるようになり、
周りの大人たちの助けを借りなくても生きていけるようになると、
高い声を出す必要性を失い、声が低くなる(変声期)。
ただし、
これは人間では男性に顕著で、女性には大きな変化はないことも。
男性は、女性を守らないといけない。
低い声は敵に対して威嚇の意思表示。故に男性は低くなる。
逆に女性は守ってもらえるようにするために、
子供の頃からの声の高さをある程度保とうとする。
現代は、キーの高い歌がとても多くなっている!
これは不安から助けを求めているのだろうか?
低音の威嚇のサウンドを消して
敵でないことのあまえ なのだろうか?
落ち着き、安らぎを失ったからだろうか?
それとも、歓喜・高揚の雄叫びなのだろうか?
大人のセクシーな魅力は男女共に、意外と低音かも!
そういえば フランク永井 松尾和子 そうかなぁ?