声の基準
やり方より基準を知ること!
今できてないことがらの獲得したいことをボイトレに求める。
高い声、大きい声、どうしたらでるようになりますか?
より、その前に!
今できていることがらが、正しいかどうかに気づいていますか?
選曲探し、詩の理解、 心を込める・・・ これらの事が優先され
耳を鈍らした?
自分らしく歌いなさい!の奨励は容易いのです。
それは違うという! の指摘は難しいのです。
よほどの判断耳(基準)がないと云えません。
この基準をもってる所に学び(教室)が成り立つ。
いきなり自分らしくでは、勝手にどうぞ!にも成りかねない!
ボイトレは、できないことの獲得でもあるのですが
本当は、できてることの基準を正す、知ること
判断耳(音楽耳)を養う事のほうが、重要なのです。
一般の人には聞こえないものが、聞こえるようになるまでがレッスン。
普通の人が行けない所に行くまでがトレーニング。
今まで、上手いと思っていた人が、そう思えなくなったりします。
ただ高音を求めても、歌に使えない高音になります。
高い音を「出す」ことがボイトレでなく
高い音を「コントロールする」という意味において
ボイトレを要する。
音楽の音が聴ける聴覚を育てて行く事。それには
一流の歌を沢山聴く(外からの刺激)
自らの身体の使い方の工夫(内からの刺激)からも解って来ます。
初心者、万年素人からの抜け出る必要条件です。